学生が海外旅行をする際のおすすめのクレジットカードについて

国際ブランドについて

・VISAかMasterCardは海外のほとんどの国で利用できます。JCBは国内では加盟店が多いですが、海外ではお店によっては利用できない場合もあります。国際ブランドが違うカードを複数持つほうがお店の選択肢が広がります。

・国際ブランドの種類によって、使えるATMが異なります。海外で現地の通貨を引き出す海外キャッシング時に手持ちのカードで引き出せないことのないように、国際ブランドの違う予備のカードを持っていると便利です。

・紛失や盗難時にも慌てないようにカードはできれば2枚持ち、保管場所を別にしておくといざというときに安心です。

サポートの充実しているカード会社を選ぶ

・海外で病気や事故、紛失や盗難などのトラブルにあったときは、ただでさえ不安なのに日

本語が通じず困り果ててしまいます。また、お店の予約や観光地の情報などを相談できる窓口があったらとても助かります。そんな時海外旅行に力を入れているカード会社であればサポートが充実していて、日本語でいろいろな情報をくれたり相談に乗ってもらえるので頼りになります。

海外旅行保険がついているものを選ぶ

1.保障内容に注意

・海外旅行に行くと普段と違う生活でストレスや疲れがたまったり慣れない食事でお腹をこわすなど、病気になる可能性が高くなります。またダイビングやスキーなどスポーツ中にケガをしたり、交通事故に巻き込まれる可能性もあります。日本では健康保険がききますので治療のために病院にかかってもそんなにびっくりするくらいの金額が請求されることはありませんが、海外では保険がきかないので、思いのほか高額の治療費を請求されることがあります。海外で支払った治療費は帰国後に健康保険に申請すれば一部がもどりますが、それ以外は保険で補うしかありません。また支払い能力がないとみなされた場合は治療設備が整った病院で診てもらえなかったり、まったく治療が受けられないこともあり得ます。海外では数日間の入院で300~400万円かかる国も多くあります。訪れる国によって医療制度が異なり治療費に差はありますが、日本での治療費に慣れている私たちには想像を超える金額がかかると考えておいたほうがよいでしょう。これらのトラブル時に慌てないように、海外旅行に行くときは必ず保険に入っておくことが大切です。

・保険には一般の保険会社の有料保険とクレジットカードに付帯している保険があります。一般の保険会社の保険に入って、キャッシュカード付帯保険を上乗せしてももちろんOKですが、ここではクレジットカードに付帯している保険を中心に利用する場合についてお伝えします。

 

2.保障内容とそれぞれの金額を確認する

・クレジットカードについている保険の内容はカードによってそれぞれ違いがありますので、必要な補償がついているかどうか、またその補償金額で十分であるかどうかをしっかり確認しておくことが大切です。いざ必要になったときに保険金が支払われなくて困ることのないようにしておきましょう。

 

主な補償の項目をあげてみます

傷害治療費用 事故やケガで病院を受診した場合の治療費用
疾病治療費用 病気になって病院を受診した場合の治療費用

携行品損害  自分の所持品が壊れたり盗まれたりした場合に出る保険金

パソコンやスマホ、カメラなど高価なものを持ち歩く際に安心です

救援者費用  自分が入院して身動きが取れなくなり家族がかけつけた時に

かかった飛行機代やホテル代。災害時の救援費用など。

賠償責任   不注意で他人の物を壊したり、怪我をさせたりした場合の賠償金

        うっかりホテルの備品を壊したりした場合など。

 

これらのうち一番必要となってくる可能性が高いのがケガや病気で病院にかかった時

に支払われる障害・疾病治療費用です。クレジットカード付帯保険の比較をするときもまずこの項目で比較しましょう。次に重要なのが携行品損害です。

 

多くの年会費無料で学生の方が持つことができるクレジットカードは、障害・疾病治療費用の補償額が十分ではありません。そんな時は複数のクレジットカードを持つことによって保障を充実させることができます。障害疾病治療費用・携行品損害・救援者費用・賠償責任等は合算することができるからです。(死亡・後遺障害については手持ちのカードのうち一番高い金額が限度となり合算はできません)例えば1枚目のカードの障害疾病治療費用の保険金が100万円で2枚目のカードの障害疾病治療費用の保険金が200万円だとすると、保険金の支払いは合算で300万円となります。そのため、年会費無料のカードを複数枚持てば、掛け金を掛けることなく希望の補償額を得ることができます。

新しいクレジットカードを作る手間はかかりますが、保険会社の有料海外旅行保険で補わずに節約をしたいという方におすすめです。ただし旅行先の国によって医療事情が異なるので、各国の医療事情を調べたうえで自分が納得できる保証金額にしましょう。

 

 

3.保険の適用条件を確認する

保険の適用条件には次の2種類があります。

利用付帯・・・旅行中の航空券・電車・バスなどの公共交通機関をカードで支払ったり、ツアーの代金をカードで支払いした場合に保険金が支払われる(現地のオプショナルツアーは不可)

自動付帯・・・持っているだけで保険金が支払われる。(海外旅行費用をカード決済し

ていなくても支払われる)

自分のカードが利用付帯になっている場合は条件を満たしているか確認しましょう。

 

 

4.キャッシュレス診療サービスに対応しているかどうかを確認する

・保険金は日本に帰国して申請手続きをして初めて受け取ることができます。すなわち旅行先では一旦現金で高額な支払いをしなければならない可能性が高いのです。クレジットカードの限度額が低かったり、手持ちの現金が少なかったりするときは身動きが取れなくなってしまいます。そんな時に「キャッシュレス診療サービス」に対応しているカードであれば保険会社が直接病院に支払いをしてくれるので、自分で現金を支払うことなく治療を受けることができます。

・ただこのキャッシュレス診療には注意点もあります。キャッシュレス診療が可能になる病院はカード会社の提携病院だけです。大都市であれば問題ないと思いますが、地方の病院にかかった場合は提携病院でない場合があります。そのときはこのキャッシュレス診療は使えないので注意してください。対応策としては、具合が悪くなったら早めにカード会社に連絡を取り提携病院を聞いて、近くにあるか確認しましょう。なお病院に行く際は必ず事前にカード会社に電話して指示に従うようにしてください。

5.保険の適用期間を確認する

・クレジットカードの海外旅行保険の適用期間はほとんどが90日の限度があるため、長期間の留学などの予定がある方は確認しておきましょう。もし旅行や留学が適用期間を超えた時にトラブルがおきても保険金は支払われないので、保険会社の有料海外旅行保険で補うなどの対策が必要です。ただ多くの保険会社の海外旅行保険は、旅行の途中(90日以降)から開始することは基本的にはできません。適用期間は「出国時から」となります。

おすすめのキャッシュカード

カードがたくさんあってどれを選んだらいいかわからないという方に。おすすめのカードをいくつかご紹介しますので参考にしてくださいね。

<エポスカード>

傷害治療費用200万円・疾病治療費用270万円

携行品損害20万円

傷害死亡・後遺障害500万円

賠償責任2000万円

救援者費用100万円

自動付帯・キャッシュレス診療対応

 

・年会費無料

・疾病治療費270万円はカードの中でも高額

・カード即日発行、即日受け取り可(マルイの店舗で受け取り)

・エポスカード海外旅行保険事故受付センター(東京)にて24時間、年中無休、通話料無料(一部除く)で、日本語で電話対応をしてくれる。

・世界38都市の海外サポートデスクに立ち寄れば緊急時の対応や現地情報の提供、お店の予約などを現地スタッフが日本語で対応。

・国際ブランドVISA

<セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカード>

治療費用300万円

携行品損害30万円

傷害死亡・後遺障害3000万円

賠償責任3000万円

救援者費用200万円

自動付帯・キャッシュレス診療対応

 

・26歳になるまで年会費無料

・海外アシスタントデスクやトラベルサービスオフィスをとおして、旅行先での相談に日本語で対応

・海外旅行から帰宅したときに空港から自宅まで手荷物を無料で宅配してくれるサービスがあり

・コートを会員優待料金で預かってくれる

・オンライン申し込みで最短即日発行(郵送となるので受け取りは地域によって1~数日後となります)

・国内旅行保険も付帯

・国内海外ともにショッピング保険あり

<三井住友VISAアミティエカード/クラシックカードA>

傷害治療費用100万円 疾病治療費用100万円

携行品損害20万円(免責3000円)

傷害死亡・後遺障害 自動付帯分300万円 利用付帯分1700万円

賠償責任2500万円

救援者費用150万円

自動付帯部分と利用付帯部分あり・キャッシュレス診療対応

・ショッピング保障付き(最高100万円)

・国内・海外ともに紛失・盗難の際に24時間サポート体制あり

・顔写真入りICカードも選べるので紛失・盗難時に不正利用されにくい。また緊急カードの発行や緊急キャッシュサービスなど手厚いサポートも利用可能。

・マイペイすリボに登録(設定)すると毎月の支払金額(リボ払い金額)をこえてしまうと手数料がかかってしまいます。しかしカードが届いてから、リボ払いの毎月支払い上限金額をカード利用可能額いっぱいに設定しなおすことで、上限額の範囲内では通常のカードと同じように一括払い(利息なし)で使え、安心して利用することができます。

・アミティエカード・・・在学中年会費無料

・クラッシックカードA・・・初年度年会費無料(2年目から卒業まで250円)

・国際ブランドVISA/マスター

<ジャックス横浜インビテーションカード>

傷害治療費用200万円 疾病治療費用200万円

携行品損害20万円(免責1事故3000円)

死亡・後遺障害 2000万円

賠償責任2000万円

救援者費用200万円

自動付帯・キャッシュレス診療対応

・年会費無料

・トラブル時には緊急アシスタントサービスがついているので安心

・お買い物保険が自動付帯。国内外を問わず100万円(免責3000円)まで補償。

・カードの紛失・盗難による不正使用の補償を計121日まで補償。

・国内旅行保険も自動付帯

・国際ブランドVISA/JCB

 

<オリコiB>

傷害治療費用200万円 疾病治療費用200万円

携行品損害20万円

死亡・後遺障害 2000万円

賠償責任2000万円

救援者費用200万円

自動付帯・キャッシュレス診療対応なし

・年会費 初年度無料。年1回買い物をすると翌年も無料

・発行まで最短8営業日

・海外サポートが日本からのみ

・国際ブランド:VISAまたはJCB

・キャッシュレス診療に対応していないので注意が必要

<RRX CARD Lite>

傷害治療費用200万円 疾病治療費用200万円

携行品損害20万円(免責3000円)

死亡・後遺障害 2000万円

賠償責任2000万円

救援者費用200万円

自動付帯・キャッシュレス診療対応

・年会費無料

・発行まで最短10日

・国際ブランドVISA

まとめ

以上のようにクレジットカード付帯の保険を利用するときは、一番のポイントとなる病気やけがの治療費の補償額が低いものが多いので、カードを複数枚作ったり有料の海外旅行保険を上乗せしたりして補償額を補う必要があります。海外の高額の医療費や不測の状況を考えると、少し費用は掛かりますが保険会社の有料の保険にしっかり加入し、そのうえで節約のためにクレジットカード付帯保険を併用する方法もあるでしょう。どちらを選ぶにしてもせっかくの楽しい旅行がトラブルで台無しにならないために、必要な補償をしっかりつけて安心してでかけてくださいね。カードの詳細についてはカード会社のホームページでご確認ください。